Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
安藤 勝訓; 長谷部 慎一; 小林 澄男; 笠原 直人*; 豊吉 晃*; 大前 隆広*; 江沼 康弘*
日本機械学会M&M2013材料力学カンファレンス講演論文集(CD-ROM), p.OS1510_1 - OS1510_3, 2013/10
日本原子力研究開発機構で実施した改良9Cr-1Mo鋼の構造物熱過渡強度試験結果を、高速炉規格2012年版で新たに登録された改良9Cr-1Mo鋼の材料特性値を用いてクリープ疲労評価を実施した。高速炉規格に準じた設計裕度を含むクリープ疲労損傷評価の結果、表面き裂1mmを破損のクライテリアとして仮定した場合には繰返し数で約300倍の裕度を有することが確認された。
西川 弘之*; 眞崎 浩一*; 小坂部 和也*; 勝山 仁哉; 鬼沢 邦雄
no journal, ,
国内の原子炉圧力容器(RPV)の加圧熱衝撃(PTS)事象時の健全性評価では、決定論的手法による破壊力学評価がなされているのに対し、米国では確率論的手法に基づく評価が実施されている。原子力規制庁からの受託事業「高経年化技術評価高度化事業(平成23年度平成27年度(予定)」の平成24年度における成果として、米国における評価方法を参考に、RPVの照射脆化が大きい場合の耐圧機能喪失頻度(TWCF)を確率論的破壊力学解析コードPASCAL3により評価した結果について報告する。TWCFを用いることで、き裂の位置や方向、過渡事象などの条件がRPVの健全性に及ぼす影響を定量的に比較できることを示した。
山口 義仁; 宇田川 誠; Li, Y.*; 勝山 仁哉; 鬼沢 邦雄
no journal, ,
き裂を有する配管の大地震時におけるき裂進展評価手法の確立の一環として、周方向貫通き裂を有する配管を対象に小規模降伏条件を超える不規則な負荷によるき裂進展試験を行い、著者らが提案する過大荷重によるき裂鈍化やき裂前縁応力分布の変化の効果等を取入れた裂進展評価手法を用いることにより、き裂進展を正確に評価できることを確認した。また、周方向内表面半楕円き裂を有する配管へ本手法を適用する際に必要となるJ積分値の算出方法を整備すると共に、初期き裂の寸法等を変化させて地震荷重を受けた場合のき裂進展評価を行い、き裂耐震裕度が評価できる見通しを示した。
秋田 貢一; 西川 聡*; 鈴木 裕士; 盛合 敦; Harjo, S.
no journal, ,
異材溶接継手の熱サイクル中の内部残留応力を、J-PARCの工学中性子回折装置TAKUMIを用いて測定した。異材溶接継手の素材はSUS316LおよびNCF600であり、また、溶接金属はAlloy82である。熱サイクル負荷前の室温においては、継手内部に引張残留応力が認められた。引張残留応力は、昇温にしたがって、NCF600とAlloy82では上昇し、一方、SUS316Lでは低下することを実験的に示した。この残留応力挙動は、各材料の線膨張係数によって説明できることを示した。